インディーズ作家界の鬼才kindle作家森井聖大完全ガイド

森井聖大 映画・本・音楽ガイド
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ピヨジロー
ピヨジロー

今日は森井聖大さんのことピヨ♪

 

森井聖大さんという作家を知っている人は少ないかもしれません。
私は、よく空いた時間に、amazonが提供しているkindleという電子書籍を読むことがあります。

その中で、偶然、この森井聖大さんの書籍を見つけました。
かなり面白かったので、是非、紹介したいと思います。

それでは、私なりに調べた森井聖大さんについて、是非ご覧下さい。

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森井聖大さんとは

年齢・性別・居住地

年齢
そもそも、森井聖大さんは、年齢を公表していないため詳細はわかりませんが、検索した限りでは多分40歳前後の方のようです。


性別
性転換していなければ、男性だと思われます。

居住地
色々な場所での目撃談が散らばっていましたが、多分、東京か大阪、もしかしたら九州かもしれません。
東京以北での目撃談はありませんでした。
はっきりしませんが、西日本を中心に全国を転々と流浪している方なのだろう、と思われます。

森井聖大さんは、年齢40歳前後、男性、西日本を転々としている人のようです。

kindle以前の文筆活動

2009年「何故?」という文芸同人誌を作り、第九回から第十九回まで文学フリマという即売会イベントに参加していたようです。
文学フリマというのは、コミケの文章バージョンのようで、はじめは東京だけでの開催だったようですが、現在は全国各地で開催されているそうです。

森井聖大さんは2013年に「何故?」を無期限休止したそうです。
理由について検索してみると、「BARラジカルにて:旧西瓜鯨油社」というブログに、このようなことが書いてありました。

「何故?」の今後を森井御大に問うと、御大は商業誌に活動の拠点を移すと宣言した。理由はもう同人誌が嫌になったからだと云う。

※記事の文脈から判断して、森井聖大さんのことを、当時の仲間内では「森井御大」と呼んでいたのだろうと思います。

その後、森井聖大さん個人で、文学フリマなど即売会への参加をしていたようですが、第十九回文学フリマを最後に参加をやめているようです。
最後のサークル名には、「文学フリマを救う会」と書かれてありました。

嗚呼このままでは文学フリマは自滅します!文学フリマは今や日本一の文章系即売会にはなっているのに作者はいても読者は少ないのです。文学フリマを、もっと開かれたイベントにし、入場者数を増やし、読者を増やさなければ、みな壁の中で兵糧攻めみたいなものです!立ち上がれ、私たち!-第十九回文学フリマwebカタログより

 
どのように「救った」かについては、詳細はわかりませんでした。
ただ今現在も存続し、全国各地でイベントが開催されていることから推測しますと、もしかしたら森井聖大さんが文学フリマを救ったのかもしれませんね。
 
 
森井聖大さんは「何故?」という文芸誌を主宰していたが、無期限休止していました。
詳細はわかりませんが、文学フリマを救ったのかもしれません。

youtuber活動

2009年頃から、YouTubeでの活動もしていたようです。
数年前から更新されていませんが、現在もチャンネルが残っていました。
主に、「何故?」という文芸雑誌の告知が目的だったようです。
何故?youtubeチャンネル
 
作詞家もしていたようです。
 


そのままYouTubeを続けていたら、トップユーチュバーになっていたかもしれません。
森井聖大さんには先見の明があるようです。
 
森井聖大さんは、YouTuberとしても活動していました。

現在の活動

現在、森井聖大さんの著書が読めるのは、amazonの電子書籍のみになっているようです。
amazon著者プロフィールには、このように書かれています。
 
新時代の真の文学を掲げ、2009年、総合文芸評論雑誌『何故?』を創刊。インディーズ文藝界隈で新境地を開拓するも、2013年、『何故?』無期限休止。行き場を失くし苦悶の日々を送っていたところ、神の怒りか人類の怨念か、知らぬ間に現代病ともいうべき電磁波にやられ、現実と虚構のラインを踏みはずし宇宙から地底へ転落、人類の闇に驚愕とする。第一回近代文学全作家降霊文学賞をテレパシーにより、第一回森井聖大文学賞を自薦のうえ、それぞれ受賞。ザ・ぶんがくマンの異名も持つ。
 
 
森井聖大さんは、現在、kindleのみで活躍されています。

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森井聖大さんのkindle全書籍紹介

私自身、森井聖大さんの全てのkindle書籍を読みました。

短いものが多く、読みやすかったこともあり、また独特な感性と思想の持ち主なので面白く読ませて頂きました。
そういうことで、全書籍の紹介をしたいと思います。

 

わかば本

これは、なかなか、お見事な一冊でした。
2019年9月末に販売を終了する煙草の「わかば」に関する本です。
冒頭に掲示板風コメント、それから、それぞれ数編の詩、短歌、小説などが掲載されていました。
様々な作者からのコメントや投稿という形をとっています。
が、実は……という告白があとがきに書いてあり、やはりこの森井聖大という作家は「すごい!」と思いました。

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無縁アパート

小説です。
主人公が住むアパートでの奇妙な住人たちとのお話になっていました。
多分、ネットとリアルの話かな、と思いました。
現在ではあまり区別されなくなっていますが、それでも意識のなかを現実に投影していることで、様々な問題が起こっています。
ジョージ・ウォーエルの「1984」や「動物農場」のような予言的で先駆的な小説だと思います。
何だか、はっきりわからない類の、空恐ろしい読後感がありました。

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冬子

詩的な雰囲気がする私小説のような印象でした。
冬子という女性とのはかない生の共有みたいなお話でした。
1つ1つの文章に、タイトル通りの冬のような儚さが溢れていました。

 

上級妄想病院

精神病院のようなところを舞台にした小説でした。
ただ「ようなところ」であって、精神病院そのものとは違う場所のようでした。
記憶と記録とか、やっぱネットとリアルとか、価値観の反転に動揺する主人公に胸が締めつけられました。

 

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未事記

天皇とか皇族を主人公にしたギャグ(ブラックユーモア?)小説でした。
こういうものはさすがに商業誌では無理だと思いました。
私自身、「これはやばい」と思いながらも、kindleでしか読めない作品だなあ、とちょっと得した気分になりました。
あまり、世間に紹介しないほうがいい本だと思いますが、一応。
どうか自分だけの秘密にしておきましょう。

 

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人間よ去れ

詩集です。
小さな人間と壮大な世界との葛藤のようなものを感じました。
私も、歴史が好きなので、この感覚よくわかります。
短くわかりやすい言葉で書かれた人類史まとめのような詩集です。

 

 

ネオぶんがく宣言

小説とか評論とか童話とか色々な要素がつまった本になっていました。
読みやすいわりに、とても読み応えがありました。
文学フリマというイベントと文学そのものとのお話になっていまして、文学フリマというものをよく知らない私でも、何となくどういうイベントかわかった気がしました。
森井聖大さんが、なぜkindleで書き続けているのか、何となくわかります。
もちろん、そういう現実の事柄とは関係なく、理屈抜きで面白かったです。

 

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宇宙時代の処世術・超S宣言

大きなジャンルにわけると小説になるのかなあ、エッセイかなあ、うーん、という感じです。
とにかくジャンルという枠を大きく超えていました。
今まで私が見たことない構成の本です。
読む処方箋とでもいうのでしょうか。
幸い精神的な病気になったことない私ですが、勇気がもらえました。

 

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あああ中学生日記

かなり面白かったです。
男子必読の本だと思いました。
これは本当に中学生の頃に読みたかったですね。
内容は、確認してください。
中学生男子が読めば、森井聖大さんを師と仰ぐかもしれません。

 

簡単にkindle出版する方法

たぶん、森井聖大さんは、自分でワードで作ったものをKindle化していると思います。

というのも、目次がついていませんでした。

ワードのファイルをupするだけで簡単にkindleは出版できます。

興味がある方は、森井聖大さんと同じようにキンドルデビューしてみてください。

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最後に

森井聖大さんは、いかがでしたでしょうか。

すごい作家だ、と思います。

是非、気になった本がありましたら、読んでみて下さい。

 

2020年末、新ブログを開設されました。

 

 

 

 

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