宮迫と江頭で決定⁉TVがオワコンとなった瞬間YouTube歴史解説

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2020年初頭、雨上がり決死隊の宮迫博之さんに続いて、江頭2:50さんまでもがYouTubeチャンネルを開設しました。ここが日本のYouTubeが劇的に変わった瞬間です。

宮迫vs江頭のチャンネル登録者対決は、天下分け目の合戦、YouTube戦国時代の関ヶ原の戦いでした。このあと、ますます芸能人が本格的にYouTubeへ参入していき、テレビはオワコンとなったのです。

今回は、そんなテレビvsユーチューブの力関係が変わった瞬間を徹底解説します。

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宮迫と江頭で決定⁉TVがオワコンとなった瞬間YouTube歴史解説

まずは、開設当初の宮迫博之さんのYouTubeチャンネルから見ていきましょう。

これより以下の情報は、2020年2月3日時点のものになります。

チャンネル名

宮迫ですッ!【宮迫博之】となっています。

動画開始日

2020年1月29日となっています。

※チャンネル登録日は2019年11月27日になっています。
2か月ほどYouTubeをはじめるかどうか迷っていたのでしょう。

チャンネル登録者数

45.5万人となっています。

※チャンネル開設6日目です。

動画本数

6本となっています。

※毎日更新中です。

再生回数

視聴回数1238万回となっています。

1本当たりの再生回数は、12,380,000回÷6本=約206万3333回となっています。

チャンネル内容

初回の動画は謝罪からはじまりました。

その後は、有名YouTuberのヒカルさんやレペゼン地球さんと対談しながらYouTubeについて学んでいる動画内容になっています。

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江頭2:50 YouTubeチャンネル

それでは次に、江頭2:50さんのYouTubeチャンネルを見ていきましょう。

チャンネル名

エガちゃんねる EGA-CHANNELとなっています。

動画開始日

2020年2月1日となっています。

※チャンネル登録日は、2020年1月30日となっています。

チャンネル登録者数

45万人となっています。

※チャンネル開設3日目です。

動画本数

2本となっています。

※今のところ、2日に1本のペースです。

再生回数

視聴回数217万6569となっています。

1本当たりの再生回数は、2,176,569回÷2本=約108万8284回となります。

チャンネル内容

ひとまずチャンネル概要欄から、引用します。

大川興業所属のお笑い芸人、江頭2:50がYouTubeを始めます。
「YouTubeでやりたいこと全部やってやる!おもしろいこと全部やってやる!」
世界のEGA目指して江頭2:50、頑張ります。
Egashira2:50 is a BADASS SAMURAI !!!
Please Subscribe !!!
※江頭2:50は特別な修行を積んでいるため、このチャンネルの動画のマネをする時は自己責任でお願いします。

江頭2:50さんは、はじめからぶっ飛ばしています。

日本伝統?のお尻習字(お尻の穴に筆をさして習字)と日本伝統?の股間で真剣白刃どりに挑戦しています。

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宮迫博之vs江頭2:50の比較

次に、開設当初の宮迫さんと江頭さんのチャンネルを比較してみましょう。

チャンネル登録者数の比較

当初チャンネル登録者数では、宮迫博之さんが5000人ほど上回っています。これはチャンネル開始が、江頭2:50さんより3日ほど早かった為と思われます。

宮迫博之さんのYouTube開始が、ロンブー復帰ライブとかぶったことで苦言を呈した方がいたようです。しかし、もしエガちゃんより宮迫さんのチャンネル開設が遅かったとしたらどうなっていたでしょうか?

そう考えると、宮迫さんの判断は正しかったように思います。

これからの予測

あれから数日たち、宮迫チャンネルの登録者数は51.3万人、江頭チャンネルは96.4万人となっています。大方の人は、江頭2:50さんの圧倒的勝利と予想していることと思いますが、当サイト(ふかニッチNEWS)は宮迫博之さんの底力に期待しています。その理由としましては、宮迫博之チャンネルはカジサックの流れとほぼ同じ、どん底からの復活劇だからです。これは途中で頓挫しましたが華原朋美さんのYouTubeチャンネル開設とも同じ、成功に必須な裏ドラマです。

3日遅れではじめた江頭2:50さんが初回からぶっ飛ばしてきたことで、宮迫博之さんも本気を出す可能性があります。Amazonプライムビデオで配信されているドキュメンタルを観ている方なら知っていることと思います。宮迫博之さんは、エガちゃん以上の変態です。まだMCとしてテレビ復帰への未練がある宮迫さんですが、YouTuberとして芸人・宮迫博之の真髄を魅せることで、違う復帰のパターンもあるかもしれません。中途半端ではダメでしょう。もしYouTubeで生きていく覚悟を決めた宮迫さんなら、ネット界では神とあがめられているエガちゃんにも勝てるかもしれません。

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宮迫博之を妨害するテレビ芸人たちと敗北の歴史

このあと、本格的にYouTube対テレビの対決が本格化しました。宮迫博之さんをスケープゴートとしたテレビ芸人側からのYouTube攻撃(ディスり)と、宮迫博之さんを必死に擁護するYouTuberたちとの攻防戦です。

次に、テレビvsユーチューブ代理戦について紹介します。

宮迫博之氏へのテレビ芸人からの執拗な攻撃vs反撃する有名YouTuberたち

一連の闇営業疑惑によりテレビから追い出された形で、宮迫博之さんはYouTubeチャンネルを開設し動画配信をはじめました。しかし、当初テレビ芸人からの執拗な批判や誹謗中傷を加えられていました。

しかし、なぜ宮迫博之さんだけが批判されたのでしょうか?

宮迫博之さんがYouTube側につくなら「テレビますますヤバくなるんじゃないか…」って感じたからです。カジサックやエガちゃんなんかは別にやろうとやらまいと関係ないんです。もともとそんなにテレビに出ていたわけじゃありません。宮迫博之さんがYouTubeをやったらダメな理由は、テレビに影響があるからです。

大まかな批判内容をザックリいうと「なんでYouTubeとかクソみたいなコトやるんだよ」ってことです。YouTubeみたいなもの、YouTuberみたいなクソに成り下がるのかみたいなdisりが含まれています。昔風にいえば「リア充なのに、なんで非リア充の集まりに参加するんだよ」ってことです。

このように多くの芸能人は、一見、宮迫さんだけを批判しているように聞こえますが、本当はYouTubeそのものを批判しているわけです。宮迫さん個人を批判することにより、YouTubeというメディアそのものを誹謗中傷しているわけです。その理由は、いたってシンプルです。YouTubeがテレビに追いつき追い越そうとしている瞬間だったからです。

もし全く相手にならなかったら「ザコは相手にしない」というように、あれほどまでの過剰反応はしなかったことでしょう。

宮迫博之を擁護するYouTuberたち⁉

一方、宮迫博之チャンネルには数多くの有名YouTuberたちが出演し、宮迫博之さんを擁護しました。ヒカル、レベゼン地球、メンタリストDaigoホリエモンなどが代わる代わる宮迫チャンネルに出演したのです。

その中でも、特に目立つのは、メンタリストDaigoさんやホリエモンなどが語るテレビ批判です。テレビ側からの攻撃にYouTube側から反撃しているように見えます。

2019年参院選でのN国党躍進の理由

実は、このユーチューブvsテレビの戦いは宮迫博之代理戦争だけではありません。つい半年前にも同じような戦いがありました。N国党(NHKから国民を守る党)は、2019年7月の参議院選挙で1議席獲得し日本で9つしかない公党となりました。NHKへの不満が得票数につながったとする意見は、表層的なものでしかありません。言わずと知れたことですが、N国党の躍進理由はYouTubeです。

党首の立花孝志さんは、約10年くらいYouTubeで活動していました。※現在も活動しています。多くの人は、まだ覚えていることと思います。10年前のネットは、リアルと相反する存在でした。立花孝志さんを表舞台で活躍させること、それがネット民の隠れた意識としてありました。それより以前には在特会の桜井誠さんがいましたが、橋本徹さん(当時・大阪市長)との公開討論会をピークとして衰退しました。

次にネット民からの期待を背負った人物こそが、立花孝志さんだったということです。ネット民の野望、希望、夢が、N国党躍進に結びついたわけです。

リアル(TV)に負けた立花孝志⁉

参議院議員当選直後、立花孝志さんは数多くのテレビメディアに出演しました。しかし立花孝志さんがテレビにとって敵だとわかると、全く出演オファーはなくなりました。そして、とうとう立花孝志さんは議員辞職までしてしまいました。立花孝志さんの議員辞職や昨今のN国党の衰退に関して、色々な意見がありますが、すべて枝葉末節だろうと思います。根本理由は、リアル(テレビ)に敗北した立花孝志(N国党)にネット民が失望したことにあります。

そして立花孝志さんを擁護しメディア批判を繰り広げたのも、今回と同じくメンタリストDaigoさんとホリエモンさんです。

立花孝志さん自身も代理戦争の意味を知っているかのように敏感に反応し、MXテレビとマツコ氏(つまりネット民vsテレビです)への訴訟をしようとしています。

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まとめ

テレビにとってはYouTubeが伸びれば伸びるほど広告収入が減りますから、企業経営として成り立たなくなります。一方、有名YouTuberにとっては、YouTubeのステータスをあげることが自らの価値を高めることに繋がります。

現在は2024年です。この2020年初頭の事件を境にテレビは衰退しYouTubeがメディアとしてテレビに取って代わりました。宮迫博之さんが雨上がり決死隊を解散しYouTuberとして生きることになったこと、ジャニーズの衰退、テレビ芸人の総大将・松本人志さんの失墜などはテレビの敗走劇での一コマです。

 

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