
今日は、マリリンモンローノーリターンの話ピヨ♪
『マリリンモンロー・ノーリターン』という歌を知っていますか。
元々、野坂昭如さんが歌っていた歌で、野坂ファンなら誰もが知っている歌になります。
この度、久しぶりに聴きたくなり、YouTubeで検索してみました。
すると野坂さんだけでなく、キノコホテルという女性グループのMVが出てきたのです。
そして、なんと、キノコホテルの方が、野坂さんが歌うマリリンモンローノーリターンより数倍良くてビックリ仰天しました。
ということで。
今回は、そんなマリリンモンロー・ノーリターンを紹介します。
マリリンモンローノーリターンの歌の意味
マリリンモンローは「チュッチュッビデュ」で有名なアメリカを代表する早世した女優です。
マリリンモンローノーリターンは、そんなセクシーなマリリンモンローがいなくなった、味気ない世界を憂いた歌といっていいでしょう。
ニヒリズム、厭世主義、終末観など野坂昭如さんらしい歌詞になっています。
※といっても歌詞を書いたのは野坂さんではなく、桜井順(作詞名:能吉利人)さんです。
ちなみに、野坂さんの著書に、同タイトルの短編小説集があります。
黒の舟唄
野坂さんの歌と言えば、まず思い出すのが『黒の舟唄』でしょう。
男と女の間には~、からはじまる深イイ歌です。
こちらも野坂さんだけでなく、色々な歌手の方がカバーしています。
個人的好みはあると思いますが、加藤登紀子さんの歌う『黒の舟唄』が聞きやすい印象です。
キノコホテルのマリリンモンローノーリターン
さて、本題のマリリンモンローノーリターンになります。
まずは、野坂昭如さんが歌うマリリンモンローノーリターンになります。
野坂さんの歌は、どれも渋い歌声で良いです。
次に、最近発見したキノコホテルが歌うマリリンモンローノーリターンを紹介します。
野坂さんのマリリンモンローノーリターンもいいのですが、キノコホテルのMVはすごくよく出来ています。
マジ、ビックリしました。
MVを観ていると、これらを連想させてくれ、歌詞の世界観にピッタリです。
マリリンモンローノーリターンの世界観、野坂さんの世界観を見事に表現しています。
すばらしい!
キノコホテルの現在
そこで気になって、キノコホテルをちょっと調べてみました。
キノコホテルにはYouTubeチャンネルがあります。
上記のマリリンモンローノーリターンのMVもこちらにアップされています。
HPもあります。
あまり詳しくは知らないのですが、HPの告知を見ると、どうやら最近はキノコホテルとしての活動はあまりないようで、ボーカルのマリアンヌ東雲さんだけの活動になっているようです。
まとめ
今回は、マリリンモンローノーリターンを紹介しました。
野坂昭如さんの代表曲と言えば、やはり『黒の舟唄』とこの『マリリンモンローノーリターン』になります。
そんな昭和(のある部分)を代表する歌であるマリリンモンローノーリターンを現代で果敢にカバーして、独自のアレンジで見事成功したのが、キノコホテルのマリリンモンローノーリターンだと思います。
多分、キノコホテルさんも野坂さんのファンなのでしょう。
ちなみに個人的な野坂昭如入門におすすめの本は、火垂るの墓も収録されている短編集です。
是非、聴いて、読んでみてください。